・オートで撮影してみたいけどシャッタースピードって何?
・子どもを撮るときブレてしまう
・撮影シーン後とのおすすめ設定が知りたい
シャッタースピード(SS)とは
シャッターが開いている時間を表すものです。 この設定を誤ってしまうと、写真がブレてしまう原因となるため、 しっかりマスターしておきたいですね。 1/(レンズの焦点距離)が手ぶれしない最低のシャッタースピードと言われています。 望遠レンズほど手ぶれがしやすくなるので注意が必要です。
シャッタースピードを遅くすると…
シャッタースピードが遅いと、光を取り込む時間が長くなります。 その分写真は明るくなりますが、被写体はブレやすくなります。 花火を撮るときは、シャッタースピードを遅くする必要があるので、 手ブレを防ぐために三脚の使用が必須です。
シャッタースピードを速くすると…
シャッタースピードが速いと、光を取り込む時間が短くなります。 そのため、被写体はブレにくくなりますが、写真は暗くなってしまいますので、 F値やISOで調整が必要になってきます。 晴れた屋外などの場合は、設定はそれほど気にすることなく、 1/800〜1000秒くらいは簡単に確保できると思います。
撮影シーン別SSの目安
子どもが座って遊んでいる・動きがあまりないシーン
あまり大きな動きがない場面でも、子どもの撮影では、 シャッタースピードは、1/500秒あると安心です。 室内や暗い状況などの場合、最低でも1/200秒はほしいです。 私自身が子どもの撮影を行うときは、1/500秒はできるだけ確保するようにしています。 どの撮影でもいえますが、大前提としてしっかりカメラを構えられていないと、 どんな設定でもブレてしますので要注意です。 両手でカメラを構え、脇をしっかり締めて撮影を行ってくださいね。
子どもが走ったりジャンプしたり動きがあるシーン
大きな動きがある場面では、 シャッタースピードは、1/1000秒が望ましいです。 晴れた屋外など明るい場面では、シャッタースピードで明るさを調節するので、 1000以上になることもありますが、それで大丈夫です! 特に運動会など撮影の撮り直しができない場面では絶対に失敗したくないですよね。 参考までに、子どもの運動会の徒競走では、 『SS1/1000 ISO500 F6.3』(曇りの日)で撮影していました。
・シャッタースピードが遅いとブレやすくなる
・子どもの撮影シーンに応じて、1/500秒~1/1000秒の間で設定
・最低でも1/200秒は確保できるようにしましょう
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